明日は雨かもしれないが、攻めることが賞賛される。

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明日の天気予報は雨

今年の夏の懐かし画像

強風の舎人公園でエアケイと3セットマッチ

条件は理事長が悪条件に追い込む練習で風上サイドに固定

まだリターンができなかった理事長に有利なサイドから色々なサーブを打ち

ひとをばかにして

リターンに苦しむ理事長を追い込んだエアケイ

「それぐらいの回転、見抜けよ。」

なにエラソーなこと言ってんの?

おまえ誰に向かって言ってる?

うらんでやる

と、心に誓った夜のことだった。

そのあと、ぐんぐん力をつけた理事長は現在、エアケイごときの回転には引けを取らない回転量を誇る。

しかもトップスピンである。

エアケイのプライドはズタボロ

ノイローゼぎみ

今朝も机の上でピクピクしていた

かんべんしておくれよ〜

とか言っていたが、世の中そんなに甘くないのである。

ベースラインで粘るしか能のないやつがエアケイしたところで、

ふっ

長年テニスやってきても攻撃に関しちゃ素人である

コースも悪いし

タイミングもセンスないし


エアケイの歴史を見てみよう。

10代  サーブ1発

20代  ベースラインで粘る

30代  サーブ入らなくなる

40代  スライスに勝てなくなる

先、見えてんじゃん

50代  理事長に勝てなくなる

60代  ベースラインで粘れなくなる

70代  ボウリングに転向(家系)

80代  生きろっ!!


そのころきっと、

理事長はテニスがうまくなって、モテモテ

手が長いからボレーできる

自分のおばあちゃんに似て鉄人路線まっしぐら

理事長のおばあちゃんは、すごい。

大正生まれの大女

大正生まれなのに身長165センチ

超美人の才媛

国立附属小学校の女教師

籠球選手

学校の成績は常に2番キープ

太平洋戦争が始まるちょっと前に師範学校の国体に出た

美人すぎて週刊誌の表紙になった

おじいちゃんが馬に乗って仕事に出かけていたころ、

おばあちゃんは村一番に自動車の免許を取って自動車を買った

♩地元じゃ負け知らず〜♫

(古い? )

一緒に暮らしてた時は、面倒くさいな教師の言うことなんか一生聞いてやるか、と思ってたけど、

死んだら寂しいし

べつに後悔は何もないが、あのモチベーションには火事場の馬鹿力てきなものを感じる

戦時中のハングリー精神なんですかね。

想像してみる

その遺伝子を信じる理事長

きっと

おじいちゃんが死んでも生き続ける

「そうねぇ、テニスを始めた頃は全部ナイストライだったわね。」


エアケイと3セットマッチ、攻めてサイドアウト完敗した理事長が

5ヶ月後

ダブルスで優勝

攻めて優勝した理事長の前には、どんな皮肉も通用しない。

去年の夏の南市川テニスガーデン夫婦ダブルス大会で

元全日本選手夫婦ペアのボールをナイストライ

真っ黒に日焼けした運動部員夫婦ペアのボールを全部ナイストライ

足立区のライバル江戸川区民夫婦ペアのボールを半分以上ナイストライ

「ボレーが決まってれば…」

当時から

あなた任せのエアケイ

おまえダブルスやめろ

自分がボレーしろ

理事長の健気なナイストライを見ていた対戦相手が

内心

そう思ってたかどうかは、わからないけれどね!