一瞬目を見張るような機能美?

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There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.

- Albert Einstein (アインシュタイン) -

人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。


昨日のこと、練習で後ろに並んでいた体育会くんから

  • 理事長まじで上手くなっててびびりました。
  • 一瞬目を見張るような機能美?が各ショットに出てきている。

という評価を受けた。

昨日ほど、様々な人々から上手い上手いと言われたことはない。



9月〜10月ぐらいまでは後ろに部活くんやエアケイが並んでいて、

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「できてないよ。」

とか、

10月にジョナさんが来てからは、ダブルスのペアになった日には

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「構えろ。」

Aegon Classic Birmingham June 2011

Aegon Classic Birmingham June 2011

こんな感じで構えるが、

ジョナ 「down! 」

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もっと低くしてみるが、

ジョナ「dowwwwn! 」

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ジョナさん自身こんな感じ

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こんな感じ

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後ろから見ると、ここまで構える

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理事長は構えで疲れて、やる気なくす。腰を落とすのはキツい。

「誰もできてないじゃん。」

と、ふてくされていたが、

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「できてる。」

これは、営業くん。


そんなわけで、あきらめて重心を下げた。

コーチやジョナの構えはスゴいが、体力的にキツいし、面倒だし、サボりたくなる。

けど、営業くんがしっかりと腰を落として疲れているのを見て、自分もやることにした。

たかが構え、されど構え。

キツいっすねー

世の中らくな道はない。

でも、ちゃんと構えるようにしたら、打ちやすくなった。


よく聞かれるのだけど、コーチから何かを習ったかというと、

「余計なことをするな。」ということを習った。

  • 「○○さんがどう言っていた」は関係ない
  • 「○○雑誌の特集」どうでもいい
  • テニスの基本はストローク
  • サーブとネットはグリップを直す
  • スプリットステップ
  • ストロークを腰で打つ
  • 試合に出る
  • 余計なこと言ってくる人とテニスしない
  • 自分で余計なこと、しない。
  • いろんなボールをたくさん打つ

こんぐらい。


余計なことをしなければ、テニスって上手くなるんですね。

無駄が省かれ、機能の美。

テイクバックは疲れるから、やめた。

腰で打つ。

これさえ、やれてりゃいい。

構えて踏んで腰で打つ。

これさえ真面目に取り組めば、フォームかキレイな人になるんですね。

去年の秋でダブルスで勝った時に野球のこいけさんが、言っていた。

「いつから始めたかは問題ではない。」

「基礎ができているかどうかが、問題だ。」

「自分は基礎を叩き込んで叩き込んで叩き込んで叩き込んで身体に覚えさせてきた。」

「基礎のない技術はメッキだ。」

こいけさんだけではなくて、いろんな人から言われたんで、思うところあり、基礎練やってみることにした。

2016年の期間限定で、基礎強化年間トレーニングの予定を立てた。

テニスは生涯スポーツだから、あとで後悔するのもイヤだし。

基礎的なことができなかったら応用きかないし、ぜーったい、楽しくないでしょう。

エアケイがいつまで選手やるか知らないけど、練習会やるたびに

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「回転かかってないよ。」

とか言われるのも面倒くさいし、

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「試合に出ようよ。  」

断ると仏頂面で面倒くさいし

負けると、

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「また次がんばればいいじゃん。」


1年やって、ダメだったら、やめようと思っていた。

テニスは大変。

ストロークってさあ、高等技術じゃない?

誰もできてないじゃん。

30年やってるエアケイが昨日、できてなくて神和住純に教わっていたし。

実は、理事長は打点3ヶ所が打てる。

ライジングも高い打点も打てる。

なぜ打てるか、その理由は謎に包まれているが、なぜか打てる。

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「ライジングで打てて、いいな。」

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理事長てきには、負けたら価値ない。


そんなこんなの繰り返し。

ストロークが基礎技術だったら、できないと全部できないことにならない?

実にワンパターンで、「ベースラインから打ち合って、よりアウトしないほうが勝ち。」

やっぱり、これがスタートなんだそうだ。

ドロップボレーからテニスを始めちゃったら、あとで後悔するんじゃないか?

ストロークは体力的にきついから、やっぱり女性は力がないぶん難しい。

ダブルス専門の女性が、「ストロークは出来ないから平行陣でやってる。」と、はっきり言っていた。

でもね、

たまーに、いるのよ。

混合ダブルスの試合で遭遇するストローク上手い女性。

男より上手い。

すごい振り切ってスピンかかってる。

構えが違うから、目立つ。

見た目けっこう年齢も行ってる。

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「理事長も上手くなるよ。」

そんで、試合会場でストローク上手い女性に目をつけて友達になり、めちゃくちゃ話しかける。

「ジュニアからやってないとキレイなフォームは身につかない。」

と、聞いてたので、見る目にバイアスがかかって、理事長のフォームがキレイなワケがない、と、みんな思ってた。

自分自身あまり、フォームに関してはこだわりがないので、全く気にしてない。

理事長が気をつけてるのは、「いかにラクをするか。」ということ。

  • テイクバック
  • ループスイング
  • 左手で距離を測る

疲れるし怪我するんで、全部やめた。

「フォームがキレイ」は、あり得んな、と、思っていたんだけど。

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「いろんな強い人から言われるから、やっぱりキレイなんじゃない? 」


そっ、か。

エアケイや部活くんからイジられてきたが、インカレベスト8や体育会くんからの評価が高い。

すごいな。

強い人は本質を見抜く目があるな。

怪我の功名だな。

理事長が目指していたのは、

めちゃくちゃなフォームでも、勝つ。

だったもんで、キレイなフォームが身につく予定じゃー、なかった。

そんな予定なかったんだけど、基礎やると見た目もキレイになるのかも。

ただ、基礎オタクになりたくはないので、しっかり試合で勝って行こうと思ってる。