まだ終わっていない。

It’s all about the journey, not the outcome.

- Carl Lewis (カール・ルイス) -

 
すべては過程だ。結果ではない。

(米国の元陸上競技選手 / 1961~)


ずーっと前にロサンゼルスオリンピックっていうのがあって、

カール・ルイスっていうヒーローが、いた。

理事長の少女時代で、

体育会くんも部活くんも産まれていないころ、

毎日のようにテレビに出ていて、野球の長嶋監督がリポーターをしたりなど、お茶の間の人気もあったし、日本中で誰も知らない人はいなかった。

ウサインボルトの比ではない。

子どもたちはみんな、100メートル走が速くなりたかった。

「結果じゃない。まだ経過中。」

という言葉が中高生で流行し、

いちいち親や教師に口ごたえ。

つまり、期末テストの結果とかさ。

いろいろ。

この言葉を流行らせたカール・ルイスは功労者だと思うが、

のちに陸上選手を引退するとタレントになり、マイケル・ジャクソンなんかと映画にも出ていたが。

が。

理事長少女も女の子友だちと一緒に映画やプロモを観に行った。

が。

カール・ルイスのパフォーマンスは、マイケル・ジャクソンに比べて、ショボすぎ。

ダッサ。

子どもたちは正直なので、

カール・ルイスがカッコいいのはウエアー着てトラックにいる時だけだ。

と、いうことに気づくと、人々はあっさり離れていき、カール・ルイスの人気は大下降したのであるよ。

マイケル・ジャクソンは、つくづく大スターだった。

餅は餅屋。


テニスでいえば。

フェデラーがタレントになり、ジャスティン・ビーバーと共演するようなもの。

餅は餅屋。


なんだけど、

「すべては過程だ。結果ではない。」

と、

自分を励ます今日この頃。

テニスも、何もかも。

体調がよくないうえ仕事が忙しくて、日曜日はいっしょうけんめい体と頭を休めた。

ひまだったわ。

トップスピンのグループラインにノートを付けていたんだけど、

「トップスピンは理事長の暇つぶしなの…? 」

暇がないとテニスなんか、できないってば。

暇があるから始めたテニスに、暇ぜんぶ持ってかれてんだもん。

他にやりたいこともないし。

私は、ぜんぶのショットを打てるようにしようと思ってるよ。