技術の円熟味が、スピードとパワーをあっさりと凌駕する。

ほい。
「昔かなり(テニス)やってたんじゃないですか? 」と、よく聞かれる理事長です。
トップスピンにいる選手の中でも最初から見てる太郎が言っているぐらいなので、実際にそんな感じでまとまったんだろう。
「上達が遅い」キャラはやめようと思いましたよ。
というかひとつの目標を達成したので、これからは地味に続けたいです。
準備も遅いし。
ダブルスは、ダブルスに集中している選手が教えてくれるみたいなので、いつ誘われても困らないように、基本的なことはやっておきたいと思う。
シングルスはともかく、ダブルスとか団体戦って、どのへんまで自分やりたいのかなと自問自答。
さいきん、人間嫌いじゃないけど、人間不信に加速がかかっている。


じつは前回トラブった時には、トップスピンに思い入れのある人たちが怒ってましたよ。
2年やれば上達します。
早ければ3ヶ月だ。
ずっと同じ内容の練習をしてきて、テニスが変わらなかった人は今まで一人もいないので、上級者の中にも意識改革なり、モチベーションアップなり、なんなりの一定の効果を期待したい。
昨日エアケイに話していたんだけど、教科書通りにやるとテニスは上達できないと私は考えている。
これはスポーツだから、できる人はできるし、できない人は努力してもできない。
勉強や料理と一緒で、どんなに努力しても、できない人は、できない。
テニスは運動の苦手な人も楽しめるスポーツなので、別のテニスとして分けて考えないと、とにかく議論そのものに無理がある。
上手い下手の2極ではないと私は考えている。
そして、運動が苦手でも楽しめるスポーツというカテゴリーには興味がある。
人間関係の清いサークルでテニスやりたいなと。


エアケイが、引退宣言をした。
「おれは体が動かなくなったらテニスはやめる。それかプレースタイルを今から変えるか。おれは62才でテニスをやめて、おじいちゃんになったら同世代の人とサークルを作ってテニスがやりたい。」
63才から、おじいちゃんになるそうだ╮(╯_╰)╭
つまり、62才まで一般大会でシングルスをプレーする、という意味です笑
若作りといえ、若さには全然固執していないそうだ。
62才で引退って早いですよね。
石田純一が66才だから笑


なんか、おととしの夏に毎トーで、試合を最後に引退するって言ってたんだけどね。
ベテランは難しいから、一般でプレーしたほうがいいという意見が多かったな。
ダブルスは、考えてないそうだ。
ボレーもアレだし、ストローカーで行くらしい。
さいきん、弱点(なぜミスるか、なぜ打てないか)に気付いたから、「その場所は捨てる。」ということに決めた。
気付いたのは良かったんじゃないですかね?
気付いてないのは自分ばかり。
もうね、レベルや経験的に、誰も何も言ってくれないの。
そういう選手の言い分やアドバイスが実は間違っている。私が正解で、アドバイスが間違っている。
私はボレーは、神和住純さんと某大学体育会の選手(当時インカレbest8)に習いました。
結局、「押す」と。。。
古いかも知れないけど、「アマチュアの場合は。」という話に落ち着いている。
ボレーのグリップ、厚いと難しいね。
上達したときに壁にぶち当たる。
62才までの12年を、ボレーなしでプレーすることに決めた。
たぶん、この日までテニスをしている予定ではなかったから、グリップ厚いままでも勝てるし、ということだったんじゃないかと思う。


なんでボレーのグリップ厚いんだろう。
よく、「大人になってからテニスを始めた人はボレーのグリップが厚い。」とは言われるじゃないですか。
私そんなことないです笑
薄くても打てるし、薄くないと打てない場所があるんだなということにも最近、気が付きました。
プロでも厚い人いるんで、それなりにやればいいんじゃないでしょうか。
グリップって、いちいち意味があるんだなと思う。


今年は熱中症対策とコロナ対策で夏の大会に行かないし、シングルスオフも行かないそうだ。
まんがいち、というか、また熱中症になったとき、救急車あいてるかわからないし、搬送先がクラスターだったらシャレにならない。
私すごいストレス感じますね。
テニスコートでの怪我や熱中症で、嫌な思い出がある。
仲間割れの原因になる。
遅かれ早かれ、ああゆうことしてるとテニス仲間いなくなります。


(2016年7月、スポーツを専門的に技術分析している昔の同僚に、テニス一部リーグの選手の考え方を聞いてもらった時の記録)
(初級者がどういう点に気をつけるべきかという議論は、その競技を理解するうえで、なかなか盛り上がるようです。)

テニスについても、見聞が深まりました。

とあるテニスクラブ(テニスコート)での大会では、
30代よりも40代の方が強いという話が出ていました。
技術の円熟味が、スピードとパワーをあっさりと凌駕するということでした。
正直、アラ50の選手の前では、30代のパワーテニスはあっさりと敗れる、、、と。

うーん、恐ろしい世界ですね。。。

話の中での中心にあるのは、大きな幹となった基本ほど強い物はないので
はないか、と。
そして、「イメージ」と「実際の動き」に違いがあることを理解し、「イメー
ジ」を追うのではなく、「実際の動き」をよくするためのエクササイズ(練習)
が必要だという話になりました。
特に、ジュニアや初級者にとっては重要なんだろうという話でした。

理由:ジュニアや初級者は、指導者のイメージの言葉を体現しようとするけれ
ど、出来上がる「動き」は指導者の求めている「動き」と異なることがあるため。
また、ジュニアや初級者は、自分が求めている動きをできているかがわからない
ため、「誤った方向の動き」を「正しい動き」だと誤解してしまうことがあるため。

ただこの辺りは、文明の利器(ビデオカメラやタブレット等)で、練習中に確認
ができるため、今後はかなりの改善が見込めるのではないか、、、と。

スプリットステップができるのであれば、もっとちゃんとやってもいいと思います。
ショット後に余韻に浸りたい気持ちはわかりますが、そこでしっかりと次の準備
ができるようになると、良いショットが続くのではないでしょうか。
準備ができず、ベタ足でボールを待ってしまうと、どうしても打点が後ろにな
り、非力なショットしかできなくなります。
その苦しい体制で飛ばそうとすると「力み」と「ロブでかわす」という悪循環に…(以下、省略)