トスは後ろ。打点は前。

英語のことわざで:

First impressions are the most lasting.

 

第一印象がもっとも長く続く。

→ 最初に受けた印象はいつまでも消えない、という意味。


理事長の部屋に寄せられた声に回答する。

Q:「打点は前」を「前はネットの白帯」と勘違いしていたのは本当ですか?

A:うーん。

Q:「ベースラインに立って真正面に向かって前」ですよね?

A:そうですね。「敵を睨んでおけ」と教わりましたので。

Q:誰にですか?

A:あれね〜、Tコーチ。

Q:(爆笑)

A:入門クラス(笑)

Q:いま何か言いたいことはありますか?

A:懐かしい思い出です。

Q:余裕ありますね。

A:そいつ下手なんですよテニス。

Q:でも、コーチなんでしょう?

A:遊び相手。

Q:「打点は前」とか聞かなきゃいいじゃないですか?

A:全員、言ってますよね。

Q:誰がですか?

A:コーチやコーチ役の人とか、テニス上手い人とか、トップスピンの男子の半分くらい。

Q:「前」と言われて「真正面に前」と思い込んでいたのは爆笑しました。

A:言われるに従って、限界まで「前」で取ってましたんで。

Q:懐かし画像や懐かし映像も。

A:がんばって「前」で(笑)

Q:笑ってしまいますね。

A:教えてもムダなタイプですね。

Q:もう一度、見せてください。

A:いいですよ。

3ヶ月前です。

Q:よく打てますね〜(笑)

A:これでスイングしてるんですよ。飛ぶんですよボール。

Q:映像みました。

A:HPの上から3番目ぐらいの練習動画じゃないですかね?

Q:3年目なのに間違え続けていたとは(笑)

A:ま、いいですよ。昨日わかりましたから。

Q:その余裕はどこから来るのですか?

A:強い人にシングルスの試合で勝っているからです(笑)

Q:自信になりますか?

A:なりますね。

Q:どのへんがですか?

A:テニスは走れる人の勝ち。

Q:一理ありますね。

A:寝正月で睡眠たっぷりだったので。

Q:ふつうの奥さまは年越しは多忙で…

A:会社で色々あって寝込んでましたんで。

Q:そうでしたね〜

A:今の生活を変えたいですね。

Q:会社は厳しいですね。

A:対人ストレスってやつです。

Q:テニスも厳しそうですね。

A:エアケイと部活くんがいるから大丈夫ですよ。

Q:対人ストレスに強い人ですか?

A:達観してますよね。

Q:たとえば?

A:「人間より動物が好き」とか。

Q:???

A:「自分としか向き合わなくて良い」とか。

Q:???

A:「自分が好き」なんですかね?

Q:違うんじゃないですか?

A:テニスを通して自分に自信が持てるんじゃないでしょうか?

Q:テニス上手いからですか?

A:そりゃ上手いですよ。

Q:理事長さんに比べれば。

A:いやあー、私も上手くなったと思いますよ。

Q:ストローク楽しいですか?

A:楽しいですねえ。

Q:疲れませんか?

A:疲れるんですけど、やっぱり楽しいですよ。

Q:なら、練習やりたいですよね。

A:下手の横好きになりつつあります。

Q:トスも。

A:はい。

Q:「後ろ」を「ベースラインの後ろ」と勘違いしていたとか。

A:そうですね。

Q:エアケイさんが気づいたのですか?

A:練習動画を見て気づいたようです。

Q:よく言われてましたよね?

A:対戦相手から「トスはもっと前」と。試合後にアドバイスされてました。

Q:なんでまた、あんな後ろにトスを上げる練習をしていたのですか?

A:黒田コーチが。

Q:はい。

A:トスを「ココに落とせ」と。

Q:はい。

A:「トスが変わらなければ何も変わらない。」と。

Q:はい。

A:厳しく「スピンサーブのトス」を練習してくれました(笑)

Q:それは貴重な経験をしましたね。

A:大変ですね。

Q:もう一度、見せてください。

A:いいですよ。

(トスが高すぎて映っていない)

サーブを打つ練習の前にウォーミングアップで肩を回す練習をしているところです。

Q:本当にトスが上手いですね。

A:これしか上げれなくなりまして。

Q:練習動画を見ました。

A:HPのいちばん上じゃないですか?

Q:あれはショッキングな映像じゃないですか?

A:作用反作用ですか?

Q:インパクトの衝撃に耐えられず…

A:自分が後ろに飛ばされます。

Q:どのぐらい飛ばされるのですか?

A:見た方が早いですよ。

Q:ベースラインのだいぶ後ろまで飛ばされて。

A:笑うしかないですね。

Q:黒田コーチに言いたいことは何かありますか。

A:「そのへんの男よりトスが上手い。」と別のJOPPERに褒められました。

Q:それだけですか。

A:「なんであんなトス教えたんだ。」と。

Q:はい。

A:いつまで経っても打てないです。力がないので。

Q:黒田コーチ本気でしたか。

A:それが、本気だったんですよ。トスが乱れたら超コワいんですよ。マジなんですよ。

Q:なんでですかね?

A:私がスピンサーブ打てるようになりたいと言ったので。

Q:理事長さんの自業自得ですね。

A:初心者だったので。

Q:コンチネンタルグリップですよね。

A:それだけで1年ぐらいかかるんじゃないでしょうかね?

Q:サーブは難しいですよね。

A:トスは上手くなったから良かったと思います。

Q:それは練習の成果ですね。

A:トスだけ相当な時間かけて練習をしてましたので。

Q:1人でできるし。

A:どこでもできるし。

Q:どのぐらい練習をしたのですか?

A:クセになるぐらい。

Q:たとえば?

A:なんでも回転かけずに上げる。

Q:なんでも?

A:コップとか。

Q:はい。

A:卵とか。

Q:はい。

A:タバコとか。

Q:はい。

A:ガムテープとか。

Q:どこで練習してたんですか。

A:会社(笑)

Q:周りの人たちの反応は?

A:見て見ぬふり(笑)イライラしていると思っていたようです(笑)

Q:ナイフも? 上げられるのでは?

A:キムタクみたいですよね。

Q:かっこいいじゃないですか?

A:ジャックナイフ? あれ禁止になったとニュースで読みましたけど。

Q:あー。

A:かっこいいけどナイフは危ないですよ。

Q:タバコはいいんですか。

A:いいんです(笑)

Q:意味深ですね。

A:勘弁して欲しいですね。

Q:タバコは嫌いですか?

A:嫌いですね。タバコのない世界に行きたいです。

Q:ありがとうございました。