「なかなか上まで行けなかったんですけど…」

おつかれ。

人に裏切られたとき、人に優しくされたことを思い出す理事長です。

こんにちは。

うつろなエアケイに、「増田コーチのどこが良かったか」急に言われて、「色々あるけど昼休みにでも理事長の部屋にあげとくよ」とか言ってしまった手前、いろいろ振り返っていた。

だいたい、そのへんのテニスコーチに上手いのはいないと思ってる以上、失敗するね。

トップスピンにもテニスコーチ経験者だらけ。





私をよく知っている子供が、増田コーチに習えっていうから。

 

「僕らが教えてもダメすぎるから増田コーチに相手してもらうしかない。」

 

昔の職場にあったテニス部の学生からの紹介で、増田コーチに習うことになった。

市民大会の1か月前。

種目は、チャレンジカップ女子シングルス(人数合わせ)、エアケイと出るニューイヤーミックスダブルス。

理事長が昔、西新井に引っ越して半年後ぐらいに某大学の研究所でアシスタントをしていたとき、学生のサポートもしていました。法学部法律学科。

で、当時は1年生だった浦和学院出身でテニス部の男の子が、のちに主将になり、卒業後にテニススクールに就職し、テニスコーチになった。

その学生の後輩が現役で、テニスコーチのバイトしてるけど、大学でテニス始めて、増田コーチにマンツーマンレッスン受けてレギュラーになった。

とにかくレッスン受けろと1か月ぐらい説得された。

「先生(理事長のこと)は周りに気を使いすぎるんだよ。」

「もっと童心に帰ったほうがいいよ。」

「テニススクールなんて女探しに来てるようなヤツらだっているし。」

「そうそう。真面目に練習したいんだったらコーチとマンツーでやるしかないよ。」

「俺なんか初めてテニスやった時、増田コーチと30分マンツーですよ、死にますよ。」

「なんも考えないでボール追っかける時間作らないとダメ。」

「なんでそんな、急いで上手くなりたいの?? テニス下手になりたいの??」

延々と毎週夜中の12時まで、彼らのバイトの愚痴と理事長への助言とダメ出しとか、まぁ、いろいろ。。。

これが、キッカケ。

 




 

で、増田コーチが千葉から来た。たしか木更津のほう。

 

まず自己紹介

 

「初めまして。〇〇達から藤澤先生さんの話、ききました。僕はテニスを始めたのも〇〇高校からと遅くて、勉強もあったし、なかなか上まで行けませんでした。最高でJOP200位前後をウロウロしていました。ダブルスが得意で、コーチ業では…」

 

しびれを切らした理事長、

 

「すみません、昔の話は…私よくわからないから。すみません。今とりあえずサーブとリターン、教えてもらえますか。来月、シングルスのチャレンジカップと、ニューイヤーミックスがあるんです。」

 

「じゃあ、ぜんぶ僕についてきてください。」

と、コーチは言いました。

さらに、

 

「欲しいのは結果。途中経過は関係ない。」

 

 

なかなか良いこと言いますよね笑

 

やり方がどうでも、グリップがどうでも、スタンスがどうでも、

 

結果、コートに入れば良いのです。

 

レッスン内容は、鬼のしごき。

 

ストローク2時間。

 

球出しが手出しからラケット出しになり、気付いたらコーチとラリーになり、いつの間にか振り回される。

 

バテバテ。

 

その球出し練習のやり方を教えてもらい、

 

「明日からエアケイさんに球出し練習の相手をしてもらってください。」

 

吉澤さんと二人で練習してくれましたが、

 

寒かったなぁ

 

あの時期に増田コーチがいなかったら、トップスピンは始まっていません。

 

黒田コーチは恐怖でした。レッスンで言われたことを思い出すと、今でも気が引き締まります。

 

もうコートで会いたくない笑

 

けど、増田コーチには、また会いたいですね。

 

同い年ぐらいで、話しやすかったです。

 

怖いのは黒田コーチだけど、厳しいのは増田コーチかな笑

 

二人とも初心者思いの素晴らしいコーチでしたね。