わざわざ来る人のためのテニスサークル。ーー「沢山たくさんの注文というのは、向うがこっちへ注文してるんだよ。」

「いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。
もうこれだけです。どうかからだ中に、壺の中の塩をたくさん
よくもみ込んでください。」
なるほど立派な青い瀬戸の塩壺は置いてありましたが、こんどというこんどは二人ともぎょっとしてお互にクリームをたくさん塗った顔を見合せました。
「どうもおかしいぜ。」
「ぼくもおかしいとおもう。」
「沢山たくさんの注文というのは、向うがこっちへ注文してるんだよ。」

 


 

トップスピンに来たことがある人は知ってると思うんだけど、理事長が優しいじゃないですか。

縁あってビジター申し込み、全員じゃないけど事前連絡する日があるじゃないですか。

テニスのプロフィールについては、

張り切って良い成績を書いて来てくれるタイプと、

控え目に書いて具体的なことは何も書いてこないタイプに割れる。

 

大学名とか他のサークル名とかを書いてくれる人もいる。

 

あれ見て人を呼んでる場合があるわけ。

実際どっか別のサークルや団体で会ったことがあったり、過去に対戦してたり、後輩で繋がってたり、とにかく遭遇率が高い。

 

なんか、いろいろ考えちゃって。

 

上手い人ほど練習量も多いから、誰かとかぶってたり、コーチが被ってたり、あんまり変なことできないじゃないですか。

第一線を退いたものの現役の選手の中には、なにしろトップスピンを拠点にして基礎練に励んでいる太郎みたいな変わり者がいるし、他にも社会人5年目ぐらいまでの若者もいるし、

趣味のテニスといえ、先のある若者には変なことできないよなと考えているからだ。

 

(変な人は除外ね。)

 

いくらテニス上手くてもだめな場合もあるし、そんなに上手くないのにサークルに馴染んでいる人もいるし、違いはどこにあるんだろう。

最初の対応は全て同じ始まり方をしているのだから、やっぱり縁とタイミング。

 

しかし、熱中症。

 

去年のことは振り返りたくないので振り返らないが、

 

今日も日中テニスの熱中症ぎみで夜練お休みしますという連絡が来て、ハラハラ。

上手い人ほど陥る罠。

真夏の大会のほうが上手い人との差を縮めやすいと黒田コーチに聞いて、頑張っていた時期があるが、もう嫌だ。

今日これから練習。

おかちゃんが、理事長の練習やりたいと言ってたから2面で確保した。

プロがやってる球出し練習。

チャンス決める練習。

ひたすら逆クロス。

今日は王子がテニスマシーンで参加

前回スマホを忘れて迷惑かけたから、

みそぎ

行かねば

思ってたんだと思う。

王子は頭がいいし、社会人も3年目ぐらいだし、

ちゃんと計算してる部分も、あると思う。

(理事長に読まれていることを除いて)

トップスピンのテニスサークルは王子の嗜好に合ってると思うけど、

交通不便で心配してる。

もう2年ぐらい続けてきて、会うたびに成長したなと思う。

今日ありがとね。

A watched supper dish never fills! -人は努力を裏切るが、 努力は人を裏切らない-