2020年7月19日 凝り性がやる基礎練習

こんばんは。

根っから凝り性の理事長です。好きでもないことにも凝る。だから、テニスの理解や上達も早い。

より良い社会を目指して一部メンバーの精神力を鍛え上げるため、日記を書き続けて5年になる。

斜め読みに刺激を与えて印象に残し、自分の頭で考えるような文体にしてある。

「どうとでも取れるような文章」を書くことが目標だ。

むしろ、テニスより難しい。

テニスなんて簡単だ。テニスが難しかったら社会に出て仕事なんかできるか。

 

たまには解説しようと思う。

会話の中でも、「この人は日記を読んだ。」ということがわかるケースがある。

選手の中でも中堅で熱血で真面目で夢を持っているような青年は、中を読んでいる場合がある。

おのずとフィードバックされているわけだ。

「あ~、そう取りましたか。」

と、思いながら会話をしている。

「そういう意味じゃないんだけどな。」

とか、訂正や反論とかはしない。

 

理事長というキャラは上達が遅く、理想のタイプは『練習してくれる人。』

『練習してくれる人。』

これは、『私と練習してくれる人』ではない。

「自分の練習の相手をしてくれる人」ではないし、「サークルの練習に付き合ってくれる人」でもないし、「上達の秘訣を知っている人」でもない。

唯一、『この世界のどこかでテニスの練習をしている人。』

どんな練習でもいい。

草トーでも練習試合でも、壁打ちでも、サークルでもいい。

狂ったように練習している人が好きだ。

人の迷惑を顧みず、練習に没頭している人が好きだ。

試合をしている姿より練習をしている姿のほうが好きだ。

そのうえ、苦しんでいる姿なんか大好きだ。

 

 

「試合で荒治療」という名プロフィールを持つ伊藤選手なんて大好きだ。

そりゃ苦しいし、痛いよな。毎回ぶっつけ本番の荒治療だ。

結果は草トーで毎回、コンソレ決勝。

手ぶらで帰ったことがない伊藤選手は、なんの準備もしていない。

トップスピンの中では最も勇気のある男のうちの1人だ。

×荒治療→○荒療治、と内心突っ込みつつ、何度も読んでいるうちに、その人のテニス人生だけではなく広い人生を生きてきた足跡のような、これからを生きる指針のように思えてきて、オリジナルの単語のように思っている。

これは私の勘だけど、半年に1回でも荒治療していれば、あらたな勘が芽生えそう。年齢とともに、何か、その人にしか持てない感覚がつかめるんじゃないかという気がしている。

 

コロナ禍の間に差がついたなと感じている。

理事長はメンバーと仲がいいつもりだから、たまに連絡をしていた。

連絡したら迷惑だろうなと感じた人には、していない。

生存確認のようになっているが、さすがコロナ禍でヒマか人とのコミュニケーションに飢えていたかで、けっこうな確率で返信どころか会話が盛り上がっていた。

最初の体験参加の時に話をする機会がいちばん多くて、事務的な内容は網羅することになる。

マメかマメじゃないか、人とのつながりを大事にするかそうでもないか、というのは文章に現れる。

文は人なり、というから、その人の性格が出る。隠しているようでも、見る人が見るとわかる。

例のグループLINEの送信専用アカウントには、ババアの戯言と言われようが、思い込みの勘違いと言われようが、あれを喜んでいるメンバーがいるから、送っている。

用事がなければ見なければいい。

グループLINEの私物化と言われる根拠である。

トップスピンは、わたしの他に管理している人がいない。

一元管理じゃなければ、この人数を把握するのは無理だ。

このWordPressというレンタルサーバーも、有料だ。

私がお金で買って、自分の時間を使って、趣味でやっている社会人テニスサークルだ。

2015年の冬に本格派テニスを始めて、二人のテニスコーチにレッスンを受けた。

ずぶの素人にテニスを教えるとき、通常、なにを教えるのだろう。

二人のテニスコーチは、私がいちばん知りたかったことを教えてくれなかった。

テニススクールでも、絶対に教えてもらえない、たったひとつの大事なことがある。

自分で試合に行かないと身につけることができない、重要なことがある。

それさえ身につければ、一般大会で勝てる。

それが何なのかは、まだ秘密だ。

 

 

わたしは2016年1月10日に朝霞グリーンでテニスを始めて、2017年の冬に一般大会で勝った。テニス歴は1年弱だ。

具体的には361日目に一般初勝利。

55週、およそ100日はボールに触っていた。

種目は、女子シングルス。

一般大会にはJOPEERやコーチも出ている。

女子シングルスは競技人口が少なすぎるため、レベルが細分化されておらず、どこに行ってもオープンだ。

鬼強い女子コーチにボコボコにされた経験もあるが、埼玉オープンでプロが学生にボコボコにされた試合を見て、あのレベルでも差があるなと思って、勇気がわいてきた。

あたしだけじゃない。プロでも、年頃の女の子が恥かいて成長している。

 

そういえば今日、プロに勝ってる菊地選手から教えてもらった秘訣を実践して試してみた。

すごい秘策だ。

万人に共通するんじゃないか。

秘策というのは冗談だ。

何をしたかというと、「ストレッチ」。

効果は抜群だ。

SNSをやって人とコミュニケーションを取るのが好きみたいなので、常にフォローしているわけじゃないけど、ときどき覗いてみている。

自粛の間に路上や壁で「あること」をしていて、オマワリに通報されたそうだ。オマワリに呼び止められる選手が、理事長を筆頭に、トップスピンには多い。わたしも嫌な思いをしているから、安心しろ、わたしも仲間だ、と思う。

 

菊地選手に教えてもらった「ストレッチするだけでもけっこう変わる」というのは本当だった。

黒田コーチのサーブレッスンを受けていたとき、つきっきりで教わったトスと、レッスンメニューのスピンサーブ。

わたしは素人だったから、トスとグリップしか指導してもらえなかったけど、男子に教えていたスピンサーブやキックサーブがかっこよくて、面白くて見ていた。

私が今まで対戦した相手やコーチの中でサーブが一番すごいのは黒田コーチ。高橋夫妻よりも「すごい」と思っている。

全日本選手権への切符がかかった負けれないJOPの試合の天気予報が強風だったか何かで、強風対策のサーブの練習をする必要があり、東京湾花火大会の日に有明テニスの森でマンツーマンレッスンを受けていたというエピソードなんか好きだ。

黙々とサーブ練習をしている時に派手な花火が上がるのに気まずくなり、「花火、上がってますね。」「そうですね。」という会話をしたそうだ。

その黒田コーチが、男子に教えていたセカンドサーブのスピンサーブだ。打つのが難しいけど、他に選択肢がない場合もある。スライスサーブが入らない人?

だいたい、ファーストがスライスで、セカンドがスピンだった。

そこは選手によって違う。フラットサーブは、教えてないみたいだった。いちばんフォルトしやすいとかの理由だった気がする。曖昧なことは言えない。

 

わたしがスピンサーブを打ってもスピードが遅い。遅いけど入るから、これはこれで、練習をすることにした。

 

あまり深く考えていなかったけど、ストレッチが体に悪いわけがないので、自分の知っている方法で、くまなくストレッチをした。

 

4月から7月の4ケ月。

 

自分は年齢が行ってから始めたオバサンテニスというやつなので、もともとキレイなフォームはあきらめている。

子供の頃からテニスを習っている人の、キレイなフォームはいいなと思うが、それもまた、どうでもいい。

テニスは、フォームがキレイだから勝てるわけではない。

よく誤解されるが、わたしはフォームチェックはしていない。

ストロークも両サイド両手打ちだし、かっこよく片手でフォアハンドストロークを打つことは、あきらめている。

沼田選手の予言によると、テニス歴を積むと片手でフォアハンドが打てるようになるそうだ。理由は、自分が、「僕も小学校までずっと両手でした。」

 

沼田選手が東京にいた丸2年の間に、どうしても解けなかった理事長の謎がある。

意識が高いわけでも、大きな夢があるわけでも、テニスに対して特別な思いがあるわけでもない。

勝負が好きなわけでも、「勝つこと。」が好きなわけでも、テニスが好きでハマっているわけでもない。

そんなえてこさんが、なぜテニスへのモチベーションを維持できるのか。

その年齢でテニスを始めて、ベテラン大会を目指しているにしても、無謀だ。

ただの凝り性だからだ。

だいたい、人が1年かかることを数カ月で理解し、深めることができる。

狂っているとか、変わっているとか、そういう次元ではない。

凝り性は、なんにでも凝る。

沼田選手と始めて会ったときは、すでに一般大会に出てシングルスも勝っていたため、知らなかったんだと思う。

テニスなんて簡単だ。

行けるところまで行くのが目標だ。

テニスなんて簡単だと理事長が言ったら、また炎上するだろうか。

常識では、テニスは物凄く難しいことになっている。

難しい技術は、難しいに決まっている。

わたしの方針は、「いろいろやらない。」これに尽きる。

沼田選手が子供の頃に身に着けたというバックフラットのショートクロスを伝授してもらったが最近、フォームが似てきた。

「頂点で打つ。」この基本を忘れてはいけない。

 

 

菊地選手に教わった「ストレッチをやるとテニスに効果がある。」

サーブには、物凄く効果がある。

先週できなかったことが、今日できた。

ストレッチをやらないで練習しても効果がないから、準備する時間がないときは、アップに時間をかけようと思う。